2026/06/14 05:58
これまでは、裸足という人間の本来のポテンシャルや、REVINOS™のブランド思想について、少し抽象的なお話をしてきました。
今回は、もう少し生々しい、私自身の「挫折と検証」の記録をシェアさせていただきます。
今年の4月、私は「かすみがうらマラソン」のスタートラインに立っていました。足元にあるのは、自社で開発したミニマルサンダル『REVINOS™ Terra』。結果は、42.195kmを無事に完走。本格的にワラーチ(サンダル)を履き始めて約2年、一つの大きな検証を形にできた日でした。
こう書くと、いかにも私が「最初から裸足でスイスイ走れる特別な人間」だったように見えるかもしれません。
ですが、事実は全く逆です。
私はワラーチを履き始めて長い間、どうしても「10kmの壁」を越えられませんでした。
ベアフットシューズ(つま先が広い薄底の靴)であれば、20km、30kmは走れる。なのに、サンダルになった途端、どうしても10km手前で足裏の皮がむけて痛み出し、走り続けることができなくなるのです。
走り方のフォームも徹底的に試行錯誤しました。一般的に言われている「良くない着地」はしていないつもりでした。「お前の走り方が下手なだけだ」と言われればそれまでですが、人間には本来、裸足で走り続けられるポテンシャルがあると信じている身としては、どうしても諦めきれなかったのです。
ふと周囲を見渡すと、一時期(2010年頃)あれほど盛り上がった「ベアフット・ブーム」があったにもかかわらず、今街やレースでワラーチを履いている人はごくわずかです。
これはきっと、私と同じように「ベアフットの思想に共感してサンダルを履いてみたけれど、けがや痛みに耐えかねてやめてしまった人」が、想像以上にたくさんいるということではないでしょうか。
私は思いました。本質的に良いことは、一過性のブームで終わらせるべきではない。自分自身も、一時的な熱に乗ってやってみたけれど合わなかった、と途中で諦めたくない。ベアフットサンダルの「本当の良さ」を身体で引き出すまで、絶対に続けたい、と。
その執念が、自作のワラーチに改良を重ね、やがてREVINOS™という形へ発展する原動力になりました。
私がフルマラソンを完走できたのは、レース当日に魔法が起きたからでも、REVINOS™が”奇跡の一足”だったからではありません。日常のなかで「挫折せず、毎日履き続けられたから」です。毎日履き続けることで、私の足裏の皮膚や骨格が、徐々に、しかし確実にベアフットに適応していったのです。
なぜ、他のサンダルで挫折した私が、REVINOS™は普段から履き続けられたのか。理由は3つあります。
1.履き続けられる快適性(足裏への優しさ)
ただの硬いゴム板ではなく、用途に合わせた必要最低限のクッション性能を持たせました(ソール厚み:Ultima 9mm、Terra 11㎜、Prima 14mm)。さらに、様々な素材の中から実践テストを経て、フットベッドに採用したUltrasuede®の絶妙なグリップ感と肌触りが、あの克服できなかった「足裏の皮むけ」を劇的に軽減してくれたのです。
2.Diflexveil™(実用新案登録第3255584号)の信頼性
ソールのコアに仕込んだ特殊素材が、柔軟性を保ちつつ不意の小石や路面の突起から足裏を保護してくれます。「痛むかもしれない」という恐怖心から解放される安心感があるからこそ、履くシーンを選びません。
3.都市に馴染むデザイン性
いかにも「アウトドア用」「ランニング用」という佇まいではなく、都市の日常に溶け込むステルス・ラグジュアリーなデザインに仕上げました。だからこそ、特別なトレーニングの時間だけでなく、日常の外出時、いつでもどこへでも履いていけたのです。「継続は力なり」を具現化した結果です。
「10kmで足裏が痛くなるサンダル」から、「日常に溶け込み、結果として42kmを走り抜けるフットウェア」へ。
もしあなたが、かつてベアフットサンダルに挑戦して挫折した経験があるなら、あるいは「痛そうだから」と躊躇しているなら、お伝えしたいことがあります。
悪いのは、あなたの走り方でも、あなたの足の柔軟性でもありません。
ただ、日常の中で「履き続けるための調律」が、道具に足りていなかっただけかもしれません。
ブームを越えて、人間の本来の強さと心地よさへ。
REVINOS™と共に、もう一度、足元からの旅を始めてみませんか。
▸ note
@revinos_japan

